山から木を切り倒すのに重要な事は“時期”と“乾燥方法”です。11月の新月に伐採し山の頂点向かって倒し葉っぱが枯れたら下して2年ほど天然乾燥させてから製材をします。この手順で行えば虫に被害を受けにくい強度のある強い“柱”や“梁”となります。切った木は後に樹齢と同じ年数をかけ強度は上がり続けます。しかしながら今現在の日本の材木は“集成材”という木の端材を接着剤で固めたのを使用しています。これらの木は死んでますので狂い(捻じれ、割れ)ませんし強度は下がり続けます。ので長い耐用年数に耐えられませんしシロアリが好む材質です。なぜそうなったかは天然の自然素材である木は品質管理が大変に難しく時間もかかるからです。ハウスメーカーだけでなく工務店などの大工も扱いにくい狂う木を嫌いおとなしい集成材を好むようになった事も一つの要因です。もう一つは大量に生産できるので材料を確保でき低予算で安くできるからです。こういった矛盾を考えるに人による日本独自の古来からある伐採方法と乾燥方法で商品にするのが本当の品質管理といえるのだと思います。
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