関口建築の建物の仕様 前半編|東京で自然素材を使用した新築・リフォームなら関口建築にお任せください。

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関口建築の建物の仕様 前半編

大きく分けて5つあります。1⃣手道具(鑿、鋸、鉋)による伝統技術で施工する2⃣100%自然素材(天然素材)の優良材料を使用する3⃣樹齢100年以上の構造材の使用4⃣高耐震性能で100年持つ構法5⃣高断熱、高気密での施工。これより以下は、それぞれの補足と説明に入ります。1⃣は様々な製材、加工の工程を経て最終的に細部に渡り目に見えないミクロン単位を感覚で施工してます。鉋くずの厚みは最小3~4ミクロンで鑿での一突きは40ミクロン(コピー用紙の厚み)ほどです。化粧で見える部分は勿論のこと壁の中や屋根、天井の中に隠れてしまう部分まで正確に組み上げます。2⃣内装の床は本物の樹齢100年以上の厚み15ミリのラオス松か杉板を使用します。内外装ともに壁、天井の仕上げはスペインのサグラダファミリアで塗られている漆喰を塗ります。混ぜ物(接着剤等)は一切入ってません。強アルカリ性で㏗13もあるので苔や藻、カビなどは繁殖しにくいです。EUでは衛生上、病院や学校などで使用されている事が多いです。漆喰を塗る為の下地材(日本では通常ラス網モルタルです)は断熱材と兼ねてるので5⃣でせつめいします。3⃣関東圏の千葉県の山武地方の木材を購入して使用しています。シロアリに強く強度が桧なみにあります。化粧材では和歌山県の実生の木(意図的に植えたものでなく自然に生えた木)が美しいのでカウンター、テーブル、階段材等に使用します。樹齢400年~500年はありますので割れたり捻じれたりと狂い難いです。 後編にと続く。

 

 

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