関口建築の仕様の前半編の続きです。4⃣は伝統的な構法で梁材を2段、3段と「渡りアゴ」という継ぎ手で落とし込んで積み上げます。「木組み」で強度を出し筋交いを入れずに面材(針葉樹のラーチ合板)で現代の建築基準法を大きく上回った数値で施工してます。また、赤み材で樹齢100年以上の杉材を使用することで湿気に強くシロアリにも強い耐久性能を上げています。5⃣は詳しくは挙げられませんが(当社の企業秘密)簡単に述べますと気密は外側と内側とで分けて2層構造にしてます。断熱は外側と壁の中と内壁側と3層にしてありますので最高峰と言えます。外壁側と内壁側はスペイン製の燃えない100%自然素材の炭化コルクボードを貼り付けます。断熱性能が高いので暑い国のスペインでは高層マンションに貼られているほど主流となって今やEUで常識となってます。日本では法律上ラス網モルタル仕上げが主流です。しかしクラックが入りやすく雨漏れが著しく夏は暑く冬は寒いという欠点があります。関口建築では炭化コルクボードはラス網モルタル構法のデメリットを解消できることに着目しました。先進国で日本だけ構法がほとんど40年~50年間進化していません。
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